現場見学

土木科2年生が11月22日(金)、身延町一色川の上に架ける橋の上部工事を見学しました。工法は、橋の下部(脚の部分)の上に、ヤジロベエのように左右のバランスを取りながら、張り出しながら橋の上部をつくっていく珍しい工法です。










コンクリートの内部にはPC鋼材と呼ばれる、特殊なワイヤーを通してあり、そのワイヤーに240トンもの張力をかけて、コンクリートに固定することで圧縮力をかけて、鉄筋コンクリートを更に補強するというPC(プレストレス・コンクリート)を使用していました。これも珍しい物です。


橋の上部は、箱桁という内部が中空になっている構造で、その内部に入れてもらい、油性マジックで落書きをさせてもらいました。橋が完成すると、補修工事でもない限り永遠に内部に落書きが残り、生徒たちも一生の思い出となったようです。