エンジン性能試験

以前は車の性能といえば出力がもっとも大きな要素でしたが最近では安全性や燃費が重要な要素です。ちょっとわかりにくいですがこれがエンジンの性能試験装置の測定部です。

球形のガラスに入っているのがガソリンです。原動機の実験ではエンジンをかけて一定量の燃料がなくなるまでの時間を計り、その間にエンジンがする仕事から出力や効率を計算します。車の燃費と違ってこの方法はエンジンの大きさには無関係な値になります。普通の走行状態ではガソリンエンジンの熱効率は20〜30%前後、圧縮比の高いディーゼルエンジンでも30%前後です。