ノミを打つ

東館の2階からカンカンカンと金槌を打つ軽快な音が聞こえてきたので実習室を見学させていただきました、AI3の課題研究です。
仕口とはふたつの木材を垂直に接合する方法、今刻んでいるのは軒桁と小屋梁の軒桁の接合部です。上に垂木をかけ屋根を支えます。普段は見えません、精度と強度が必要になるとても重要な部分です。

うまくイメージできなかったので指導していた先生に仕上がった部品をみせていただきました。こんな部品、かなり複雑です。

接合部を説明するためにちょっと小屋梁を引き上げてみました。斜めになっているのが垂木、3つの要素を一体化した軒先周りの小屋組の実寸サンプルです。